♪ Winter, spring, summer or fall
All you have to do is call
And I’ll be there
You’ve got a friend
朝からキャロル・キングのこのフレーズが頭の中で鳴っていた。
最近行き出したおしゃれなカフェ、よつば珈琲に行きモーニングを注文するとこの曲が流れてきた。今日はツイてる。僕はそう思うことにした。
まわりを見回すと一緒に来た人とは違うメニューを頼んでシェアしあっている。
その方法もいいなと思った。
私は小さいほうでいいわよ。
そう言って彼女は半分にカットされた自分のホットドッグと彼のサンドウイッチの一切れを交換する。
連れの年の離れた男性よりも食べることには積極的な彼女。
もう一つ向こうの席では今度は女性の方が年上のカップル。
ここもそれぞれ違うメニューを注文してシェアしている。
モーニングでは定番のゆで卵。
男性はスプーンの裏側の膨らんだ方でコツコツたたいてゆっくりと割っていく。
殻を剥がすのも非常にゆっくりと綺麗に剥がそうとしている。
何となくこの男性の性格が窺がえる。
you’ve got a friendがリリースされたのは1971年。
ヴェトナム戦争に疲れ、それに対抗してlove&peaceと叫び続けていたがやがてはそれにも疲れ果てた。というそんな時代。
その時代と今とを比べると今の方がいい時代なのだろうか。
この先に待っているのはどんな時代なんだろう。
なんてことが頭をよぎったりもするけれどとにかく今は美味しいサンドウイッチを楽しむことにしよう。
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