倉敷 大原美術館を訪ねて

美術

「空間概念 期待」
ルチオ・フォンタナ
油彩/キャンヴァス/115.5×89cm/1961年

大原美術館本館の最後の方に展示されているこの絵を見た瞬間「いいな」と思った。
タイトルと言い、絵と言い、プログレッシブロックのアルバムジャケットなんかにはもってこいである。

この手の絵を見るとイマジネーションが膨らむ。

「画家として、キャンヴァスに穴を穿つ時、私は絵画を制作しようと思っているのではない。私は、それが絵画の閉鎖された空間を越えて無限に拡がるよう、空間をあけ、芸術に新しい次元を生みだし、宇宙に結びつくことを願っている。」

フォンタナンはこのキャンバスにナイフで切れ目を入れた作品を1000点近く制作しているとのこと。

はたして新しい次元の芸術が宇宙と結びついたのだろうか?
とても気になるところである。

エル・グレコ《受胎告知》
ジョヴァンニ・セガンティーニ《アルプスの真昼》1892年
マルク・シャガール《アレキサンドル・ロムの肖像》1911年
マルク・シャガール《恋人》
フェルディナント・ホドラー 《木を伐る人》
パブロ・ピカソ《鳥籠》
パブロ・ピカソ《頭蓋骨のある静物》
児島虎次郎《和服を着たベルギーの少女》
児島虎次郎《朝顔》

コメント

タイトルとURLをコピーしました